トイレは毎日使う空間でありながら、風水では「不浄の気」が溜まりやすい場所とされています。
そのため、ちょっとした工夫によって家全体の運気に大きな違いが生まれると考えられています。
そこで今回は、トイレに置くと良いとされる風水アイテムと避けたい注意点をご紹介します。
風水におけるトイレの基本的役割とは
風水では、トイレは「陰の気」が最も集まりやすい場所とされています。
身体から不要なものを排出する空間であるため、悪い気が生じやすく、放置すると家全体に広がってしまうのです。したがって、まずは清潔さと換気を徹底することが基本となります。
さらに、風水では「浄化」と「気の流れ」が大切だとされています。悪い気を取り除き、滞りなくエネルギーを循環させることで、健康や金運を守ると考えられています。
とくに、便器の清掃や床・壁の拭き掃除は、見えない汚れを取り除き、空間全体を整えるために欠かせません。
運気アップにつながるトイレの定番アイテム
清潔さを保った上で、プラスアルファとして運気アップのアイテムを取り入れると効果的です。
まずおすすめなのが観葉植物です。サンスベリアやパキラは空気清浄力が高く、邪気を払うとされており、トイレに自然の気を取り込むことができます。また、モンステラやポトスなど丸みを帯びた葉は調和をもたらすとされ、安心感を演出してくれます。
次に効果的なのが香りのアイテムです。アロマやお香は気の流れを浄化し、悪い気をリセットすると考えられています。柑橘系は明るさをもたらし金運に良いとされ、ラベンダーは浄化の力が強く、ユーカリやティーツリーは消臭効果も期待できます。
さらに、鏡や明るい照明も欠かせません。鏡は光を反射させて気を調和し、空間を広く見せる効果があります。ただし、便器が映り込む位置は避け、バランスを意識することが重要です。
また、暗いトイレは陰の気が停滞するため、LEDなどで明るさを確保すると良いでしょう。
最後に、トイレマットやスリッパの色選びも風水では重視されます。
方角ごとに適した色があり、例えば北向きなら白やアイボリー、西向きなら黄色やピンクが金運をサポートすると考えられています。
2025年のラッキーカラーであるグリーンを取り入れるのもおすすめです。
避けたいNGアイテムと風水的注意点
一方で、置かない方が良いとされるものもあります。不要な物を置きすぎると気の流れが滞り、運気を下げる原因になります。とくに、本や雑誌、カレンダーは悪い気を呼び込むと考えられているため注意が必要です。
また、ドライフラワーや造花も風水的には好ましくありません。生命力を失った花は「死のエネルギー」を持つとされ、陰の気が溜まりやすいトイレでは逆効果になる可能性があります。
さらに、便器の蓋を開けっぱなしにしたり、換気を怠ることも避けましょう。
蓋を閉めて悪い気の拡散を防ぎ、換気扇や窓を活用して常に空気を循環させることが大切です。
結果として「スッキリ感」を保つことが、最も大きな運気アップにつながるとされています。
まとめ
トイレは風水において特別な意味を持つ空間であり、清潔さと気の流れを意識することが重要です。
観葉植物や香り、明るい照明やカラーアイテムを取り入れることで、快適さと運気を両立できます。
一方で不要な物やドライフラワーなどは避け、スッキリとした空間を保つことが開運への近道といえるでしょう。