トイレの「換気扇」掃除を怠るとどうなる?プロが教える簡単な掃除方法

トイレの掃除術
トイレの掃除術

トイレの換気扇は、室内の湿気や臭いを排出する重要な役割を担っていますが、掃除を怠ると、ファンやフィルターにホコリやカビが溜まり、悪臭の原因となってしまいます。

換気扇の汚れは、換気能力の低下や健康リスクにも直結します。定期的なお手入れが非常に重要です。

そこで今回は、換気扇掃除を怠ると発生する3つの問題、プロが教えるトイレ換気扇の分解と洗浄ステップ、そして効果を長持ちさせる日常のルーティンをご紹介します。

【リスク解説】換気扇掃除を怠ると発生する「3つの問題」

トイレの換気扇掃除を怠ると、【リスク解説】として「3つの問題」が発生し、生活環境と安全を脅かします。

1.「悪臭」の発生源となる

一つ目の問題は「悪臭」の発生源となることです。換気扇のファンやフィルターに、ホコリ、湿気、そしてトイレ特有の臭い成分が混ざって蓄積します。これがカビや雑菌の温床となり、換気扇を回すたびに汚れた空気を室内に循環させる原因となるのです。

2.「換気能力」の低下とカビ

二つ目の問題は「換気能力」の低下とカビです。汚れが溜まるとファンが正常に回らなくなり、換気能力が大幅に低下します。これにより、室内の湿気やアンモニアガスが排出されず、天井や壁にカビが発生しやすくなるというリスクがあります。

3.「故障・火災」のリスク

三つ目の問題は「故障・火災」のリスクです。モーター部分にホコリが溜まりすぎると、モーターに負荷がかかり、故障や発火の原因となる可能性があることを警告いたします。

【簡単掃除術】プロが教えるトイレ換気扇の「分解と洗浄」ステップ

トイレの換気扇掃除は、安全を確保した上で、【簡単掃除術】として「分解と洗浄」のステップを踏むことが大切でございます。

1.「電源OFF」と「分解」の徹底

最初のステップは「電源OFF」と「分解」の徹底でございます。必ず作業前にブレーカーを落とす、またはスイッチを切ることを強調いたします。その後、カバーを外し、ファン(プロペラやシロッコファン)を取り外すための具体的な手順を解説します。

2.「つけ置き」と「洗剤」の活用

二つ目のステップは「つけ置き」と「洗剤」の活用です。取り外したファンやカバーは、中性洗剤(または重曹水)を溶かしたぬるま湯に30分~1時間ほどつけ置きし、汚れを緩ませることが重要です。その後、使い古しの歯ブラシなどで優しくこすり洗いすると効果的です。

3.「本体内部」の拭き取り

三つ目のステップは「本体内部」の拭き取りでございます。本体内部(モーター周り)は水洗いができないため、固く絞った布やハンディワイパーでホコリを丁寧に拭き取るようにしましょう。カビ防止のため、アルコール除菌スプレーで仕上げることを推奨いたします。

効果を長持ちさせる「日常のルーティン」

換気扇掃除の効果を長持ちさせるためには、「フィルター」と「換気」に関する「日常のルーティン」を習慣化することが大切です。

1.「フィルター」の活用

一つ目のルーティンは「フィルター」の活用でございます。換気扇カバーの上にホコリをキャッチする使い捨てのフィルターを貼り、日常の掃除の手間を減らすアイデアが有効です。

2.「24時間換気」の推奨

二つ目のルーティンは「24時間換気」の推奨です。湿気や臭いをこもらせないため、換気扇は可能な限り24時間稼働させ続けることの重要性を強調いたします。

まとめ文

トイレの換気扇掃除を怠ると、ホコリ、湿気、臭い成分がカビや雑菌の温床となり悪臭を発生させ、換気能力の低下によるカビの発生やモーターに負荷がかかることによる故障・火災のリスクがあります。

掃除前に必ずブレーカーを落とし、取り外したファンやカバーは中性洗剤を溶かしたぬるま湯に30分~1時間つけ置きし、本体内部は水洗いできないため固く絞った布でホコリを拭き取りアルコール除菌スプレーで仕上げるべきです。

換気扇カバーの上に使い捨てのフィルターを貼り、換気扇は可能な限り24時間稼働させることが効果を長持ちさせる日常のルーティンでございます。

この記事を書いた人
橋本 茜

こんにちは!『お花摘み-みんなのトイレ-』の管理人、橋本 茜です。
私は家の中でトイレが一番大好きです。
トイレは私たちの生活に欠かせない場所ですが、それだけでなく、心や体を癒してくれる場所でもあります。
私はこのサイトで、トイレの快適さや魅力を皆さんにお伝えしたいと思っています。
ハウスクリーニング技能士の資格を持っているので、それを活かしてトイレの種類や掃除方法、便利グッズや街中のトイレなど、いろんなトイレ情報を発信していきますので、よろしくお願いします!

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